さて、おなじみの角ちゃんですが、いつもと何かが違います。
わかりますか?
ダイエットの成果ではありません。
秘密はジャケットの下に着てるベストです。
では、ジャケットを脱いでもらいましょう。
実はこのベスト、防刃ベストなんです。
そう、今までの防刃ベストは重くて厚くてごついのが当たり前。
服の下に着ても着膨れし、夏は暑くてたまりません。
しかし、今回レポートする京都西陣yoroiシリーズは全く新しい概念で作られた防刃ベストです。
超強力な繊維と伝統ある京都西陣織の技術が融合、切れにくい耐刃防護生地を開発。
切れにくい生地で薄く着やすい防刃ベストを実現しました。
こちらのメーカーさんなんと生地の開発に3年以上の歳月をかけています。
メーカーの社長さんや担当者さんの「犯罪や事故から幼い子供や女性を守りたい!」との強い思いが込められたこのベスト。
商品の生い立ち、開発にかけた熱い思いはまた別の機会に開発秘話としてご紹介します!
では、その生地がどれくらいすごいかというと、実際に切ってみたので、見てください。
包丁、カッター、はさみで切ってみます。
包丁、カッターではもちろん切れません。角ちゃんが力いっぱい切っても切れません。
はさみでは切れますが、すごい力と時間がかかります。ちょっと切っただけで、手がつりそう。
京都西陣yoroiの防刃ベストは何点かあるのですが、実際に着た姿をご覧ください。
まずは先程もご紹介した、セーフティベスト。M、L、LL、3Lの4サイズあります。
ちなみに角ちゃんが来ていたのはLLサイズ。スーツに合わせても問題ありません。
続いて、こちらのインナーベスト。こちらも4サイズです。
颯爽と着てみます。
こちらはメッシュ地のベストに耐刃防護生地が組み合わさっているので、着心地抜群です。
薄くて、軽くて、動きやすい。
残念なのが、全面のチャック部分とわき腹に生地がないこと。
こちらを補強できるパッチがあると最高です。
左はTシャツの上から。前と後ろです。
上からセーターを着てみました。
リブ編みのぴったりしたセーターでもこの目だ立たなさ!
まさか防刃ベストを着ているとは思いませんね。
白だとすこし透けてしまいますが、色つきのセーターだったら全くわかりません。
最後はこちらのエプロン。
実はこれも防刃使用。裏に防刃生地がついています。
深夜営業のお店や飲食店の従業員の皆さん、怖い思いをしたことはありませんか?
そんな時はこのベストがあるだけで、ぜんぜん違います。危険な作業がある工場などでも応用可能です!
いくら安心だからといっても、くれぐれもこんなことはしないように!
最近はコンビニや郵便局、タクシーなどで刃物が使われる強盗事件が増えています。
ストーカー事件や通り魔などいつどのような犯罪に巻き込まれるかわかりません。
1枚くらいはこうした防刃服を持っていてもいいかもしれませんね。
ちなみに、こちらのベストは大学教授さん、弁護士さん、不動産業者さんなどがよく利用しています。
警備のプロ、角野博紀が鋭く防犯用品を斬る!
角野博紀プロフィール
コロラド州立大学卒業後、エスピトーム入社。豊富な実務経験を持ち、現在は警備員の指導に当たる。長年セキュリティの研究を続け、防犯にかかわる資格は現在15個!独身。
ベスト型・インナー型・エプロン型と多様な形状。
防刃素材部を裏打ちしてある。
防刃素材はポリエステル繊維筋を刺子状に織り込んで切断特性を向上させた物。
わりに薄くて軽量。
ベスト型・エプロン型はそのまま、インナー型は下着の上に着用する。
軽量で薄手のため着用しても目立たない。
多様な形状があるので
ベスト型(警備会社の警護部隊)
インナー型(万引狩り部隊・防犯パトロール隊)
エプロン型(コンビニ・お祭りの露店・飲み屋等トラブルが多い状況)
と使い分けが出来る。
薄いので刺されると一転集中で力点がかかり防御出来ても結構痛い(大怪我するよりはましだが)。
刃物に対しての抗力は強いが目が粗いタイプはピック状の物には弱い。
インナー型は正面ファスナー部分・下腹部・脇腹部が無防備になっている。
簡易プロテクターとしてはなかなかの物。
ただし過信はしないように。
万が一の保険としては秀品。