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鍋に移し、軽く砕いたら1枚当たり300~500mlの水を加えます。今回はせっかくなので10年保存可能ないのちの水を使用します。ペットボトルはちょうど500mlなので、セットで保存しておけば量る手間が省けますね。軽量カップ等がない場合は、雑炊が入っていた缶の6・7分目で適量とのことですが、まだ缶に残っている分はどうすれば…。
使用したいのちの水もそのまま飲んでみましたが、心配していた容器の匂いも感じず普通に飲めました。ただ、やはり普通の缶ボトルとは違い、厳重に密閉してあるため開けるときにかなりの力を必要とします。また、全く空気が入っていないので開けると同時に内部に詰まった水があふれてきました。
ちなみに、スタッフの昼食になるため鍋には雑炊が2枚分入っています。
カタマリをスプーンで小さくしながらコンロで温めます。沸騰したらできあがりなのですが、あまりにも雑炊の塊がやわらかくならないので、弱火でゆっくり温めることに。
沸騰したら火を止め、蓋をして10分蒸らします。混ぜ続けたにも関わらず、まだこの時点では塊が残っています。不安…。
点火から沸騰まで10~15分ほどかかりました(2食分・弱火)。
10分後、まだ少し雑炊の塊はありましたが、スプーンでつつくとくずれるほどやわらかくなっていました。できあがりです。
想像していたものより野菜や鶏肉、えびなどすごく具だくさんです。おいしそうなにおいがします。味や食感はレトルト食品で見かけるおかゆに似ている感じでおいしいです。とり雑炊の鳥肉がここまで歯ごたえを残しているのにびっくり。とり雑炊はしっかり和風だしの効いたなつかしい味、えび雑炊はバター風味のリゾット風でした。「災害時にこれだけおいしいものが食べれるならいいね」、と全員完食。
説明書によると加える水の量は300~500mlの間でお好み、味を見て水の量を調節するということですが、多めの500mlでちょうどいいですね。ごちそうさまでした!
同じように鍋などに雑炊を割って入れ、お湯をかけてかき混ぜた後15~20分ほどで食べられます。
やはりできたての温かいものを食べたいですね。そのために最低限一緒に用意するもとして…
・鍋
・水
・大きめのスプーン
・携帯用コンロ(と燃料)
・取り皿
が挙げられます。