防犯アラームにはいろいろなものがありますが、お風呂で使えるタイプはなかなかありません。
こちらは、ガラスの振動を検知して警報音が鳴るアラームです。
防滴仕様なので、洗面所やお風呂場でもOKです。
今回は防水性能についてもチェックです。
取り付け方は簡単です。上部の丸い部分に電池を入れます。
コインで簡単に開きます。電池を入れたら、窓に貼るだけ。裏面が両面テープになっています。
ピンクのボタンがスイッチです。
一回押すと、ピッと鳴ります。これでセンサーが始動。
監視状態のときにスイッチを押すと、ピピッと2回鳴ります。
これで、オフになります。
さすがに薄いので、窓を開けても大丈夫。
窓とサッシ、窓と窓の間も全然平気です。
※隙間が1cm以下だと使えないので、事前にガラス面と窓枠のサイズをはかってください。
窓が開いている時
窓が閉まっている時
裏面が警戒中の表示になっているので、外から見ると、監視しているのが分かります。
窓に震動を与えて、鳴らしてみました。
音はかなりの大きさです。
ただ、窓の周辺の震動では作動しません。
アラームのすぐそばが、真上くらいの震動でアラームが鳴ります。
窓からの侵入で多いのは、ガラス切りでガラスを切り、鍵をはずして、窓を開ける方法です。
このアラームを使うときは鍵のすぐそばに貼るのが効果的でしょう。
写真のように窓の下に貼っても、鍵の周りを切られた時には、作動しないと思っていたほうがいいでしょう。
風邪で揺れたくらいで鳴っても困りますからね。
悪い例
いい例
では、問題の水への強さです。バケツで水をかけてみました。
電池ふたを取ってみたところ、水滴が。
さすがに、水をかぶってしまうのは問題があるようです。
こちらの商品はあくまで防滴なので、直接水がかかる場所への設置はやめましょう。
透明な窓ガラスでは、大きな抑止効果が期待されます。
また、透明でない窓でも、鍵のそばに設置することで、一定の効果が得られます。
警備のプロ、角野博紀が鋭く防犯用品を斬る!
角野博紀プロフィール
コロラド州立大学卒業後、エスピトーム入社。豊富な実務経験を持ち、現在は警備員の指導に当たる。長年セキュリティの研究を続け、防犯にかかわる資格は現在15個!独身。
厚みのある防犯シール状。防犯シールらしく見せる為にシール部に警告が書いてあり貼り付けると外から見える。
風呂場の窓ガラスや屋内の窓に貼り付ける。
波ガラスには向いていない。
ガラスに対する振動・衝撃で警報音が鳴る。
コンパクトで薄型なデザイン。
警告シールで外部からはただの
注意札にしか見えない。警報音は合格点。
センサー感度が不安定でなかなか反応しない。
(センサー部を叩けば反応するがそんな人はいないだろう)
防滴というものの電池ボックスのOリングが甘くてあっさり水が入る(風呂場では内部が確実に錆びる)。