お菓子屋さん、スーパー、コンビニ等でよく見かける「サクマドロップス」。
古くから親しまれ、必ず1度は食べたことがあると思います。
さて、皆さんは「サクマドロップス」と聞くと、緑の缶と赤色の缶、どちらを思い浮かべますか?
「火垂るの墓」の印象が強ければ、赤色の缶を思い浮かべるかもしれません。
実は、緑の缶は「サクマドロップス」、赤色の缶は「サクマ式ドロップス」といって、別々の会社が作っているんです。
皆さん知っていましたか?
「サクマドロップス」はサクマ製菓さん、「サクマ式ドロップス」は佐久間製菓さんの商品なんです。
正確な詳しい経緯はわからなかったのですが、Wikipedia(サクマ式ドロップス)によると、元々戦前までは1つの会社だったらしいのですが、戦争中に砂糖などの不足から一度解散。
そして戦後に社長の息子と番頭がそれぞれ会社を興してしまい、2つの「サクマ製菓」が存在することに。
裁判の結果、会社名は社長の息子が引き継ぎ、商品名は番頭が引き継ぎ、今のかたちになったそうです。
今回はサクマドロップスの緑缶と非常災害用、そしてサクマ式ドロップスの赤缶を食べ比べてみました。