前回に引き続き、携帯用の浄水器シリーズ。
今回は吊るしておくだけのドリップデリオスです。
ビニールのパックに吊り下げ用のひもとフィルターがついています。
フィルターをはずして、水を入れて吊るすのですが、水をパックに入れるのが一苦労でした。
パックは完全に密着しているため、直接池の中に入れてもなかなか水は入りません。
水中でパックを横に振り少しずつ水をためます。
水の中で膨らまして、ためようとしているところです。
これもなかなかうまくいきません。
5分ほどあれやこれやして、ようやく半分くらいたまりました。
そして、ようやく気づきました。
そう、コップに水を汲んでから入れればよかったのです。
この方法ならすぐに水がたまります。
パックに半分くらいしか入ってなかった水が、満杯になりました。
水を満杯にして、フィルターを再びセット。
パックを水中に入れる方法だと、当然パックの周りに水がつきます。
これを吊るして、浄水するわけですから、あまり衛生的とは言えませんね。
コップやバケツにいったん水を汲み、じょうごなどを使ってパックに水をためるのがおすすめです。
吊るして下にコップを置きフィルターのふたを開けます。
ここで、アクシデント発生。
ひもがとれて落ちてしまいました。
重すぎると落ちてしまうようなので、ほどほどの水量が良いようです。
吊るすとこんな感じです。
吊るすところがない場合は、このように段差においても大丈夫です。
フィルターから1滴、1滴、浄水された水がこぼれ落ちてきます。
上から抑えると、早く浄水可能。
左がもともとの池の水。右が浄水した水です。
にごりがなくなって、透明な水ができました。
こちらもおいしくいただきました。
スーパーデリオスがあまりに使いやすかったので、ドリップデリオスのほうがやや使い勝手が悪い印象を受けました。
こちらは容器容量が4リットル、総ろ過量がスーパーデリオスの約5倍の1000リットル。
時間をかけて大量の水を作りたい場合はこちらがおすすめです。
水パックにしないで、ポリタンクやポリバケツに蛇口式でつけれると尚使い勝手はいいかもしれません。
警備のプロ、角野博紀が鋭く防犯用品を斬る!
角野博紀プロフィール
コロラド州立大学卒業後、エスピトーム入社。豊富な実務経験を持ち、現在は警備員の指導に当たる。長年セキュリティの研究を続け、防犯にかかわる資格は現在15個!独身。
スーパーデリオスのボトルを中型の水パックに変更した物。
水パックがかさばるので2まわり大きい。
最初に水パックに汚水を入れるがこれがなかなか入らない。
別の容器に汚水を入れて移し変えたら容易だったがやや面倒である。
木やポール等に吊るしての使用だが水パックのバンドが弱くて外れてしまった。
浄水スピードはスーパーデリオスの1/3程度でやや時間がかかる。
吊り下げて置いておきたい所である。
吊り下げ式にするなら放置して別の作業に専念できる。
水パックを寝かせて押すという方法も出来るので子供にも手伝わせる事が出来る(キャンプ等)。
使用するなら何セットか用意してある程度以上効率的に運用したい。
実際に吊り下げるなら自分で紐を頑丈な物に変更する必要がある。
私ならその上で水パックの上部を切って固定して継続的に上部から水を追加できるように加工する。
(こうすればフィルター取り付け部も傷まない)
固定型の浄水器というアイデアは良いが実用上設置状況を考慮する必要がある。
出来ればもっと水圧もかけたい。
(20リッターポリタンク位の)