HOME > 体験レポート > アルファ米

アルファ米

体験レポートTopへ >

保存食といえば、カンパンというイメージですが、新しく定番となりつつある商品があります。
それが、炊飯の必要なし、水かお湯を注ぐだけでOKという「アルファ米」。
本当に水を注ぐだけでおいしく食べるの？？という疑問を解消すべく、実際に水、お湯、果ては生まで実際に試食をしてみました！
ちなみに、こちらの「アルファ米」は保存期間は5年です。

作り方はいたって簡単。
袋の上を切ります。中から、乾燥剤とスプーンを取り出してください。
スプーンは白のプラスチック製。
かなり丈夫に作ってあります。

水を注ぎます。
中には大きく、注水線が書かれていました。
非常に分かりやすい表示です。
これだけ大きければ、目が悪い方や、お年寄り、子供でも間違えません。

「五目ごはん」の中には乾燥したご飯と、鶏肉、ニンジンといった具が入っています。
こちらもそのまま乾燥させた感じ。カップ麺の具と似ています。
使うのはもちろん、いのちの水。

水を注いだら、チャックを閉めておくだけ。
約60分蒸らします。
誰でも簡単に作ることが出来そうですね。

せっかく6種類あるので、いろいろな方法で試してみました。

・五目ご飯　　　水60分
・きのこご飯　　熱湯20分
・白飯　　　　　 水30分
・わかめご飯　 水90分
・赤飯　　　　　　生
・山菜おこわ　　熱湯30分

「赤飯」の中身は、薄赤い乾燥したご飯と乾燥した小豆が入っています。

「赤飯」は生で食べてみました。
結構硬い。口の中でガリガリいってます。
歯の弱い人にはおすすめできません。

本当にお湯を注げば、おいしく食べれるのか？
不思議でなりません。

ただ生でも食べれなくはありません。
もしもの時には、最悪、水がなくても大丈夫でしょう。
角ちゃんはがりがり食べてました。

「白飯」と「わかめご飯」には水を加えて、
それぞれ30分と90分待ちました。

チャックを閉めて、逆さにしてみました。
水漏れは大丈夫です。

振っても平気だったので、ちょっとやそっとの衝撃では水漏れの心配はなさそうですね。

「山菜おこわ」と「きのこご飯」の中には、乾燥した具が入っています。

それぞれお湯を入れて、30分と20分待ちます。
お湯を入れると（写真Ｍ）のような感じになります。

時間がたつと徐々に袋が膨れていきます。
出来上がる頃にはパンパンに。
ご飯がお水を吸って膨張したのが実感できます。

できあがりは、ふっくらおいしそう！
炊き立てのご飯の香りがします。

さっそく試食。おいしい！
角ちゃんは満面の笑みを見せました。

袋の臭みが出るのではと心配しましたが、
全くそんなことはありませんでした。
普通のご飯と遜色なく食べれます。
一袋一袋はかなりのボリュームです。

熱湯、水と時間で試しましたが、どれもおいしく食べれました。
確かにお湯のほうがおいしく食べれますが、水でも全く問題ありません。
具にも食感がちゃんとあります。

試食会で一番人気があったのは「山菜おこわ」でした。
お米がもち米なので、腹持ちは一番よさそうという理由。
お米の食感と味付けがとてもマッチしてました。

6つ作ってどれくらいのお水を使ったでしょうか？
1リットルのペットボトル半分ちょっとです。
意外と少ない量で済みましたー！

・１袋で360kcal前後とパンに比べて低カロリーだが1人1袋でボリュームは満点。
どんぶり１杯分ぐらいの量。

・水かお湯を袋内の線まで注ぐだけで簡単に出来る。
６袋作って1L以内と水も少量ですむ、災害時は水も貴重なので助かる。

・水の場合60分、熱湯の場合は30分ぐらいで出来上がる。
熱湯で作った方が美味しいけれど水でも充分食べれる。
時間がたっても、ベタベタになることは無く問題なく食べれる。

・味、香りともバリエーションがあり、飽きないと思う。
赤飯はごま塩が付いて本格的な味、「山菜おこわ」も鰹だしの香りが効いていて美味しい。
白米も以前のアルファ米は匂いがすると言ったがあまり気にならなかった。

・袋が器になりそのまま食べれるようにスプーンが付いているので他の器を汚すことが無い。

・生で食べてみたが干し飯状態、食べれないことは無いが歯を痛める可能性がある。
美味しくは無い。やはり、水がないと話しにならない。水と一緒に保存していくことをおすすめします。

▲Topへ