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AED講習

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AEDとは…
『AED』って聞いたことがありますか?
『AED』とは自動体外式除細動器といって、心臓がブルブル震える『心室細動』を、電気ショックを与えることで取り除き、本来の動きを取り戻すための機器です。 最近、色々な場所に設置されているので目にしたことがあるかもしれません。 しかし、いくら見たことがあっても、使い方がわからなければ仕方ありません。今回は、この『AED』の使い方を知るために、消防署の講習に行ってきました。

1.これがAEDです
講習の内容は
今回の講習の参加者は14名程度でしたが、スーツ姿の人や作業着姿の人もいて、年齢も幅広く、色々な企業や人々がAEDに注目しているんだと思いました。
プログラムは前半でビデオを見て簡単に救命処置の流れとAEDの使い方を学び、後半で実際にAEDを使って学びました。
ビデオでは実際に起きた事例を元に、どれだけ素早い救命処置と、救命のリレーが大切かを学びました。

2.前半はビデオを見ました
新しい救命処置

まずは救命処置が2005年から少し変わったことを聞きました。
心臓マッサージと人工呼吸の比率を30:2へ変更したなど心臓マッサージを中心としたものになったそうです。
他にも何点か変わっているそうですが、これまでの救命処置がだめではなく、よりよい方法を推奨しているだけで、いざというときにこれまでの方法を使ってもいいそうです。


3.心臓マッサージが重要です
呼びかけ、呼吸の確認
まずは回りの安全確認をし、倒れている傷病者の耳元で大声で呼びかけをします。
意識があれば必要な応急手当をしますが、意識がないときは大声で助けを呼びます。
このときに周りの人に119番通報や、お医者さんやAEDを探してきてもらうといいそうです。
更に、救命処置ができる人がいれば一緒に行うこともできます。


次に起動の確保をし、呼吸の確認をします。
自分の顔を傷病者の胸に向けながら、10秒以内で胸や腹部の上がり下がりを見て、息の音を聞いて、頬で息を感じます。
普段どおりの呼吸でなければ人工呼吸へ移ります。

4.大声で肩をたたいて呼びかけます
5.胸や腹部の動きで呼吸の確認
人工呼吸(口対口人工呼吸)
軌道を確保したまま額に当てた手で傷病者の鼻をつまみます。
口を大きく開けて傷病者の口を覆い、約1秒かけて息を吹き込みます。
一度口を離し、もう一度同じようにします。
たとえうまく息が入らなくても、かまわずに2回吹き込んだら心臓マッサージに移って良いそうです。
感染予防具があると役に立ちます。
今回は感染防止シートを使いました。

6.約1秒間かけて息をふきかけます
胸骨圧迫(心臓マッサージ)
人工呼吸を終えたり、省略したらすぐに心臓マッサージを行います。
斜線の部分(胸の真ん中)を重ねた両手で『強く、早く、絶え間なく』圧迫します。
1分間に100回のペースで30回圧迫しますが、圧迫と圧迫の間は胸が十分戻るようにするそうです。

7.斜線部を圧迫
8.肘が曲がったり斜めに圧迫しないようにする
パッドをはります。
AEDが来たら、本体にコネクターをつなげパッドを胸とわき腹に貼り付けます。
パッド自体にイラストが書いてあるのでとてもわかりやすかったです。
パッドをはるときは、心臓をはさむように張ること。
金属ははずすか遠ざける、ペースメーカーから3cm離したところにはる。
水濡れや体毛、貼付剤は取り除きます。
パッドを貼ると心電図の解析を自動的にするので、体に触れないようにしましょう。

9.パッドを体に貼り付けます
10.パッドにイラストが描いてありわかりやすい
電気ショック開始!!
電気ショックを加える必要があると判断した場合、「ショックが必要です」と音声メッセージが流れ、ショックボタンが光ります。
その後、「ショックボタンを押してください」とメッセージが流れます。
周りにいる人を遠ざけてからショックボタンを押すと電気ショックが加わります。

11.ショックボタンが点灯します
12.ショックボタンを押すとショックが加わります
すぐに救命処置を再開
電気ショックが終わった後、すぐに救命処置を再開します。
その後、救急隊に引き継ぐか、傷病者が動き出す、うめき声を上げる、あるいは正常な呼吸が現れるまでこのサイクルを繰り返してください。

13.絶え間なく心臓マッサージを再開します
今回のまとめ

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