TSSP.JP:体験レポート｜避難21点セット

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今年に入り、中国の四川省や、宮城県、新潟県、岩手県などで、いずれもマグニチュード６以上、震度６以上の地震が多数起きています。また、ずっと昔から「東海地震」はいつきてもおかしくないと言われ続けてきました。しかもこの東海地震、予想ではマグニチュード８クラス、静岡県と山梨県の一部で震度７、静岡県全域と愛知県、神奈川県、山梨県、長野県等の一部を含む広い地域で６弱～６強程度になると言われているんです!!
実際に地震が来たとき、スムーズに避難ができるように普段から家族分の食料や水、常備薬などを備えておくことが大切です。しかし、何をどれだけ備えたらいいのかわからないという方も多いと思います。そんな方たちにオススメなのが、この「避難２１点セット」なんです。

ニュース等でよく目にする「震度」と「マグニチュード」。なんとなく同じものだと思っていませんか？実は意味が違うんです。

震度とは

ある地点における地震の揺れの大きさのこと。一般的にマグニチュードが大きければ震度も大くなります。震度0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7と10段階なっています。

マグニチュードとは

地震のエネルギーの大きさのこと。 1大きくなると31.62倍、2大きくなると1000倍のエネルギーに。マグニチュード8.8以上は日本で観測したことはありません。

避難21点セットは、必要最低限のものが入った1人用の避難セットです。非常持出袋も付いているので、届いたその日から備えることができます。また、非常持出袋が防炎協会認定品で難燃加工が施されており、火災が起きている中での避難も安心です。では、実際にセットの中身を見ていきましょう。

このセットを実際に非常持出袋に詰めてみました。
思った以上に余裕をもって入れることができました。今回は写真撮影をしやすいように入れましたが、重い水やカンパンなどを下のほうに詰めると安定性が出ると思います。重さも2.3kg程なので、女性やお子様、年配者の方でもラクに背負うことができると思います。
また、非常持出袋をマネキンに背負ってもらいました。ヒモがとても柔らかいので肩に食い込んで痛い!!なんてことはなさそうです。また、この大きいマネキンが背負ってもヒモに余裕があったので、体の大きな男性でも窮屈な思いをせずラクラク背負えます。
非常持出袋のくちは肩紐を左右に引くことで閉めることできます。ふたは紐を結んで閉めるようになっています。前面にポケットがあり、小物や、すぐ取り出すものをしまっておくのに便利です。裏には住所や氏名、連絡先を書く場所があります。

非常持出品の最適な重さは、女性10kg以内、男性15kg以内です。たくさん詰めすぎて重くならないように注意が必要です。

地震が起きたとき、最低限備えていたほうがいいものがいくつかあります。たとえば、非常食１つとっても、家族の人数によってどのくらい必要なのかが変わってきます。家族の構成によっても必要なものが変わってきます。避難21点セットには、21点の非常用品が入っていますが、果たしてそれで足りるのでしょうか？

比べてみると足りないものがいくつかありました。また、このほかにも持っていると役立つ、マスクやホイッスルなどの持出品もあります。非常持出袋にセット内容をすべて入れたときにまだ半分ぐらいスペースがあいていたので、足りないものや、これだけ入れておきたいと思ったものを入れておくことができます。

あると便利なもの、役立つものや、赤ちゃんや妊婦さんがいる家庭で必要なものをご紹介します。

あると便利なもの

・トイレットペーパー
・マスク・
・ラップ
・バールやジャッキ
・ホイッスル
・印鑑
・通帳
・保険証のコピー
・カイロ
・ウェットティッシュ　　　　　　･･･など

赤ちゃんのいる家庭では

・ミルク
・哺乳瓶
・離乳食
・スプーン
・オムツ
・清浄綿
・おぶいヒモ
・バスタオルやベビー毛布
・ガーゼやハンカチ
・おもちゃ　　　　　　　　　　…など

妊婦さんのいる家庭では

・脱脂綿やガーゼ
・サラシ
・T字帯
・清浄綿
・新生児用品・ビニールふろしき
・母子手帳
・新聞紙　　　　　　　　　　　…など

避難21点セットには様々なものが入っていました。食料など足りないものがいくつかありましたが、個人で必要な分を足しておけば問題ないと思います。一人１つ備えておけば、もしものとき安心です。突然起きた地震で慌てないためにもオススメします。また、非常食の賞味期限はこまめにチェックをしておきましょう。くれぐれも、災害時に賞味期限が過ぎてる!!なんてことのないようにしてください。