用品導入からBCP構築まで |
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用品導入からBCP構築まで
「備えあれば憂いなし」とは防犯と防災の双方に共通して言えることだ。トータルセキュリティSP(株)(静岡市駿河区南町3-14、塩澤孝太郎社長)では犯罪被害の予防や災害対策に役立つグッズの販売とコンサルティングを通じて、地域の市民や企業に安心・安全を提供している。
同社は警備保障のエスピトーム(株)(静岡市駿河区中田2−4−17、糟谷泉社長)の関連会社。防犯・防災グッズ専門の販売店舗『エスピスポット』やインターネットの通販サイト『TSSP.JP』を通じてプロの視点から選んだセキュリティ関連商品を提案するとともに、防犯・防災にかかわるコンサルティングを行っている。
東海地震の発生が危惧される静岡では防災対策が気になるところ。同社ではまず住宅や事務所など建物の耐震性能を確保するようアドバイスしている。さらに家具の転倒防止や火災対策、避難・救助用品の確保といった対策を勧める。「災害時の対応を小さなマニュアルにまとめて社員に携帯させている企業も。起きて慌てるのではなく、前もっての訓練や準備が大切です。」(塩澤社長)。中国の四川大地震や国内の岩手・宮城内陸地震と大規模な地震災害が相次ぐなかで「明日はわが身」と考える人が増え、同社への相談件数は増えているところだという。
また、凶悪犯罪の増加に合わせて需要が増している防犯対策ではセンサーライト、防犯ステッカーなどの窃盗対策に関する相談が増えている。最近では携帯用防犯ブザーを企業単位で購入し、社員に配布している企業も出てきた。ホームセキュリティの導入や、地域コミュニティーを確立して町ぐるみで防犯対策を行うなど、総合的な防犯体制作りも重要なテーマのひとつとなる。
防犯700品目、防災700品目のグッズをそろえる同社。「プロの目で選んだグッズをお客様のニーズに合わせて提供いたします。まずは遠慮なくご相談ください」と塩澤社長は話している。
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