TSSP.JP:体験レポート｜タタメット

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タタメットとは

タタメットとは、その名の通り、「折りたためるヘルメット」です。普段私達が目にするヘルメットは折りたためずにかさばってしまい、非常持出品として備えておくとき、場所をとってしまっていました。このタタメットなら非常持出袋にそのまましまっておけるので、かさばることがありません。また、非常持出袋だけではなく、通勤カバンやハンガーなどにかけておくこともできます。組み立て、折りたたみもカンタンです。

国家検定の取得

タタメットは、防災用ヘルメットに不可欠な、厚生労働省の労働安全衛生法保護帽規格「飛来落下物用」の型式検定に合格しています。この国家検定に合格したことにより、工事現場等で使用されている一般的なヘルメットと同じ性能であることが証明されました。

飛来・落下用「衝撃吸収性試験」

高温処理、低温処理、浸漬処理を施した保護帽を、ヘッドバンドが人頭模型に密着しない状態で装着します。
そして、重量5ｋｇの半球形ストライカを１ｍの高さからその保護帽の頂部に自由落下させます。
この試験は、高温処理等をした後１分以内に終了するようにします。
また、このとき人頭模型に掛かる衝撃荷重が４．９ｋN以下でないといけません。

飛来・落下用「耐貫通性試験」

保護帽をヘッドバンドが人頭模型に密着しない状態で装着します。
そして、重さ3ｋｇの円錐形ストライカを１ｍの高さから当該保護帽の頂部を中心とする直径１００ｍｍの円周内に自由落下させます。
このとき、円錐形ストライカの先端が人頭模型に接触してはいけません。

カンタンに広げられて、折りたためる

オレンジ色のフックから板(前面帽体)をスライドしてはずします。
タタメット本体の両端をてのひらで内側に強く押します。
必ず側面を持って押し広げてください。

カチッと音がなり、ロック解除ボタンが飛び出たらタタメットが広がりきった合図です。
両端ともにロック解除ボタンが飛び出しているか確認してください。

タタメットの内側にサイズ調節用のアジャスターがｓりますので、それが前に来るように深く被ります。
アジャスターを回転させ頭にフィットさせてください。
あご紐の長さを調節します。
たるみなどが無いようにしっかりとバックルをロックしてください。

タタメットをたたむときは、ふちにはめられている紫の解除パーツを取り外します。
解除パーツの丸くとがっている部分を使い、ロック解除ボタンがパチンと外れるまで押し込みます。
必ず解除パーツを使ってはずしてください。

見た目がちょっとかっこ悪い

このタタメット、性能に関しては文句なし!!なんですが、ちょっと残念なポイントがあるんです。
それはずばり見た目。
平らに折りたためるようになっているから、その分頂部がとんがってしまいます。
そのため、正面から見ると面長に、側面から見ると頭がとんがって見えてしまいます。
災害時は見た目が悪いなんて言っていられない状況ですから問題ないですが、避難訓練や工事現場等で使用するにはちょっと恥ずかしいかもしれません。

プレーンタイプの難点

タタメットのプレーンタイプは普通のタタメットに比べて値段が安いです。
その分、反射シールや取り扱い説明シールが貼られていません。
初めて使う方はプレーンタイプだと組み立てや折りたたみ、サイズ調節に悩むかもしれません。
プレーンタイプを購入した方は、商品についてくるパッケージをなくさないようにしてください。